会社設立後の資金繰り
会社を設立して、まず真っ先に来るのが最初の入金期日にぶつかります。設備投資をして人の採用を決めて最初の資本金はあっという間に消えていきます。もちろん最初の入金があり、入金金額が次第に多くなっていけば借り入れを起こさなくともお金が回転してきます。
取引先の売上金額も全体の売上金額の15%から20%くらいにしていないと取引を断れたり、貸し倒れがあると真っ先に危機が訪れます。
しかし、会社を設立して間もない場合取引先を選べる力はありませんし、顧客数も少ないため最初の3年間でどれだけ内部留保できるかにかかります。特に現金の内部留保が多くなると取引先も安心して前より安い金額で仕入れることも可能になります。また、金融機関もリスク度合いが低くなるため、設立当初より利息が安く借りられることができるようになります。
よく3年で黒字にしたいと思っている社長もいますが、現在では設立1年目から黒字にしていかないと会社存続は厳しくなります
誰もが頭を悩ませる会社設立後の資金繰り。助成金と融資についてのポイントを押さえて上手に活用いたしましょう。
開業前に手続きをしないと、受け取れないものもありますので、設立手続きをする前にしっかり相談しましょう。